2012年9月4日火曜日

病院の先生としてあるべき姿

随分前にも書いたかもしれませんが、僕の父親は、アルツハイマーです。

悲しいけど、息子である僕の記憶もわずかに残るのみ。
そのわずかな記憶は、常にあるわけではなく、何かをきっかけにそのわずかな記憶が目覚めます。

ほんとにたまに父が僕の名前を呼んでくれる事があるけど、記憶はその程度で、基本的に、僕を息子だと認識していません。

そんな状態なので、父は、殆どの記憶がなくなる中、とても不安なのでしょう。
恐らくその影響で、この二日間、母へ少し暴力をふるうようになりました。

丁度、今日、父の診察日だったので、僕も同行し、病院の先生に暴力をふるうことを相談しました。

そしたら、先生、「そんなの様子を見るしかないね」の一言。
いやいや、先生完全に他人事状態じゃないですか!。
僕が食い下がって、色々説明すると先生が、
「じゃ、僕にどうすればいいの!!」と逆切れ状態。

仕方が無いので、僕から、こんなことはできませんかと色々提案すると、最終的には、僕の提案の治療をやることになりました。

この先生、アルツハイマーに関しては有名な先生らしいですが、患者や、家族の目線に立って考えてくれません。

病院の先生である前に、一人の人間として、相手の目線に合わせて相談に乗って欲しいと思いました。
(たとえ薬が無くても、治すことができなくても・・・)

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4 件のコメント:

  1. えがれーじ2012年9月5日 1:32

    うんうん。

    ほんと、人としてと言うのは
    どんな状況だろうが、どんな肩書きの
    人だろうと、一番カナメなとこだよね~。
    おれも気を付けよ。

    先生もう〇ことか踏んじゃって
    機嫌悪かっただけかもしれんよ。

    もともと先生はクッキーのお父さんみたいな人達
    直そうという優しい心で医者になったんじゃ
    ないのかね~。

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  2. ちと怠慢な先生だな~~~

    たしかに治す、治るは患者さん自信だけど、それをサポートしていくのが医者の務めでないのかな。

    しんぺと一緒で先生 うん○踏んじゃって機嫌が悪かったのかもね(ノ∇≦*) キャハッッッッ♪

    気長に付き合っていくしかないのかな~~~~

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  3. しんぺ、コメントありがと!。

    この先生とは父がアルツハイマーになってからず~とお世話になっている先生で、
    最初の頃、まだ一般に使われてない新薬のテストを兼ねて治療をお願いされた。
    この頃の先生は優しかった。
    でも、新薬の効果が出なかったもんで、通常の薬に変えてもらうようにお願いしたら、その後から先生の態度が変わって、上から目線になったんだ。

    きっと先生、医者から研究者に変わっちゃったんじゃないかな~。

    父がアルツハイマーになって、めちゃくちゃ辛い時があった。
    姉や、僕、母で、フォローできなくなって、この先どうなるんだろうと途方に暮れた時もあった。
    そんな時、先生の治療で落ち着かせる事が出来たのも事実で、感謝してるんだけど、あの上から目線だと、気の弱い人は意見が言えないと思う。

    優秀な研究者であってもいいから、医者の目線を忘れて欲しくないな~って思う。

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  4. プチ、コメントありがと!。

    まえに医者を変えようとしたことがあった。
    これはこれで大変だった。

    でも、結局色々あって、今の先生に見てもらう事にしたんだ。
    プチの言うように付き合ってくしかないもんで、先生の上から目線に負けないように、言い難い話のときは、姉か僕から言うようにしてるんだ。

    今日は、薬を変えた効果か落ち着いている。
    良かった・・・。 (=^_^=)

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