プロローグ
いやぁ・・・予定は未定であって、ちょっとした・・・
いやぁ、大変なアクシデントがあって目標ポイントは諦めた。
それはある出来心から始まった。
第一章 初めての林道
いつものツーリングの様に、そのまま目的地向かってはつまらないので、走りなれた林道を数本通り抜けたあと、ふと、ある看板が目に留まった。”林道神田道瓦線”
聞いたことがあるような・・・、ないような・・・。
でも、この場所からは入ったことが無いので入ってみることにした。
第二章 トラブルは突然に・・・
入ってみると、道幅は広く、最近整備された様子だった。フラット路面をドリフトしながら走っていると、突然、崖崩れが目の前に現れた。
見事な崖崩れだ。
いつもならここで引き返した。
だけど今日の僕は違った。
「いけるんじゃね~の?」
と思ってしまった。
これは夜な夜な、YouTubeでエンデューロテクニックを見て、プロライダーが
もっと酷い崖崩れや、岩場を意図も簡単に走破しているのを何度も見ていたからだと思う。
いやいや僕はプロライダーではなく、サンデーヘナチョコライダーということを忘れていた。
まずは歩いて状況確認。
走り易いのは右隅。
でも、これを失敗すると、この下は、もっと酷くずれているので危険だ。
中央を突破した方が良さそうだ。
早速、バイクで崖崩れに入った。
狙いとは裏腹に、バイクを上手にコントロール出来ず、結果、右隅の走り易いほうに進んでしまった。
崖崩れの中央まで何とかたどり着いたが、フロントタイヤが、谷底に落ちかけた。
バイクを倒し、フロントを引きずり上げ、両タイヤが何とか淵に残っている常態だ。
危ない、危なすぎる・・・。
何とかもう少し淵からバイクを持ち上げ、安全な状態に戻したい。
邪魔な大きな石を谷底に落とし始めた。
その二回目に、石は、リアタイヤに当たり、今度はリアタイヤが谷底に落ちかけた。
第三章 脱出作戦
落ちてしまったリアタイヤを引っ張り上げると、フロントタイヤが落ちる。フロントタイヤを引っ張り上げると、リアタイヤが落ちる・・・。
それを何度も繰り返した。
「駄目だ!」
違う方法は無いか考えた。
バイクを谷底に落としたらどうなるか?。
結構深い谷だ。
きっとバイクが壊れるだろう。もし助かっても、そこから脱出できるか?。
この案は無理そうだ。
助けを呼ぶか?。
携帯電話を確認すると圏外の表示が悲しかった。
でも、民家からそれほど走ってないので、山を降りて助けてもらう方法もある。
これは最終手段にしよう。
う~む、案が無い・・・。
考えながら、おもむろにバイクの近くの石を谷底に落とした。
そうしたら、退けた石と一緒にバイクが傾いた。
ハッチャケタ!
そうだ!、バイクの周りの石を退けて、平にしよう。
そうすればバイクを一気に引き上げられるはずだ!。
そう考え、バイク周辺の石をどんどん谷底に落としていった。
どれ位それを繰り返したんだろう。
疲れ果てた、腰が痛い、手が痛い。
何とか周辺の石を取り除いた。
力を振り絞って、バイクを一気に引っ張り出す。
おぉぉぉ!、やった!、引きずり出せた。
第四章 予定変更
この脱出で随分時間を使った。体力も使った。
予定を変更し、近場の林道を走って帰ることにした。
あとがき
今日は、小説みたいに書いて見ますた。続きはまた書きますね(^_^)v。
無茶しては危ないですよぉ・・・
返信削除ナンバー、写っていますけど大丈夫???
無茶してるつもりはないけど、結果は無茶になってますね(^_^)v
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